彫刻がつなぐ駅

対象地は山口県宇部市JR宇部新川駅。

宇部新川駅は宇部市の中心市街地の中心駅としながらも、周辺の駅でもっとも乗車人数が減っている駅であり、まちの顔とは程遠い状況である。この場所に宇部のまちの中心となる、まちの顔となる駅を計画した。

宇部は彫刻のまちであるが彫刻家たちは市外で制作した彫刻を展示するため、市民が彫刻と関われる機会が少ないため、彫刻への関心が薄い。

そこで市民と彫刻が関わり、彫刻家との交流を生む駅とAIR(アーティストインレジデンス)の複合施設を提案する。

ここから、宇部のまちは新なにぎわいを生み、宇部の文化をさらに発展させ、はぐくむ場所となる。

 

呉 英里子/Eriko GOH

山口大学大学院 創成科学研究科 建設環境系専攻建築コース 建築意匠研究室M1

東京都出身。
学部では都市防災研究室に所属、交通まちづくりなど学ぶ。大学院からは建築意匠研究室に所属。
学外活動として山大リノベ部に所属し、山口県内で事業計画・設計・DIY施工に関わり、学生ならではの視点から提案を行う。

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